宇川恵津子

①アロマハンドトリートメントを始めたきっかけ

15年程前、義父母の介護をしている時にアロマテラピーに出会いました。

アロマの香りを嗅ぐたびに、元気になれるのを感じながら学んでいる時、アロマに興味のある人なら誰でも参加できるという「アロマ研究会」があることを知りました。

ある日「アロマ研究会」でハンドトリートメントのボランティアが足りないことをお聞きし、何かお手伝いをすることができればと参加させていただきました。

 

②アロマハンドトリートメント体験談

 ハンドトリートメントは一対一で10分~15分の短い時間ですが、お疲れの方はもちろん、終えた後のお顔の表情が「笑顔」に変わります!

途中で眠くなる方、涙を浮かべる方、お話が止まらなくなる方、目がキラキラと輝く方と様々ですが、肌に優しく触れる手の心地よさと香りが、日々のお疲れや不安、苛立ちを優しく包み溶かしてくれるようです。いつもアロマハンドトリートメントの素晴らしい力に驚き(脳内ホルモン、オキシトシンなどがたくさん出るそうです。)自分も癒されていることに気づかされます。

数年前、茨城県内での豪雨災害時に避難所へアロマボランティアとして伺いました。避難されている方々は、不安と疲労困憊で眠れない方や身体の麻痺から浮腫が出ている方もおありで、お好きな香りを選んでいただき、ゆっくりとトリートメントをさせていただきました。この時もアロマの香りとトリートメントの触れる手が心の寄り添いになることを実感しました。

活動を始めてたくさんの仲間ができました。続けていく為の課題もありますが、人を心身共に癒す「チェリッシュ」のハンドトリートメントをこれからも多くの方にお届けしたいと思います。